CASE-1 ≪既往歴・診断名≫ 2度にわたる心肺停止、逆流性食道炎 7月7日の初診時、寝室が同じご主人ともども、 寝てる間にいつ呼吸が止まるか心配でご夫婦とも に寝不足で、憔悴しきっていました。 髪はパサパサ、肌はクスミ、目はウツロ、ノド仏 の部位は皮膚が垂れて段差が出来、呼吸も浅い状態 でした。 初診時のレントゲン写真ではベロを支える舌骨が下 がり、気管と食道を区分する喉頭蓋もイビツで特筆すべきはまさにストレ-トネック。 2枚目の顔写真はCAM治療開始から、わずか1週間後。呼吸と血流が変化・改善すれば自然と、皮膚の色 まで変化しクスミなどなくなります。 翌年3月3日。髪の毛に腰とハリ、血色。気分が良く、お化粧をするまでになりました。 レントゲン的には舌骨の前上方移動、その結果、喉頭蓋も丸みをおび気道の拡大及び、頸椎が本来の解剖学的 形態に変化しました。その後、逆流性食道炎の発作は起きてないそうです。 |
CASE-2 ≪既往歴・診断名≫ パ-キンソン病・パ-キンソン症候群 初診時、ご主人が車椅子を押して来られました。 口の開く量(開口量)は、小指1本分。その状態で、 総入れ歯を造ってほしいとのことでした。 顔は特有な無表情、言葉もよく聞き取れず、ご主人 がトイレに行かれている間車椅子から前方にスベリ 落ちそうになり、慌てて職員が引き起こしました。 その後、CAM治療を使い入れ歯を製作しました。このころにはちゃんとしっかり話せ、笑顔も出てきて、 血流の改善か、髪も黒くなってきました。 そして、2歩ですが自力で歩き、車の助手席に乗り込むまでに改善しました。 その様子を収めた動画もあります。 |
CASE-3 ≪既往歴・診断名≫ パニック障害 めまい、動悸、過呼吸、胃のむかつき、吐き気 精神科・その他の病院を転々として、当院にみえ ました。薬の副作用か目は1点凝視、無表情。 CAMを装着し始めのころ、左口角は下がり頭部も 左傾斜が確認できます。 約8月して、やっと顎体誘導(CAM)の成果が表れ 口元も頭部も真っすぐ平行になってきた状態です。 2010年1月以降、動悸が減り過呼吸が起こらなくなりました。 |
これらは最終治療の実際ですが、適正な位置に顎を誘導し(CAM…顎体誘導)、その位置ではじめて補綴物 を造る、それを造る人こそ歯科技工士です。 歯科技工士、歯科医師、歯科衛生士それらの優秀な人材無くしてこれらの治療は出来ませんし、咬み合せ だけでは治らないのです。 |